「ひやおろし」とはこういうものでしょう。

福井の南部酒造場『花垣』純米「ひやおろし」

秋の季語のような「ひやおろし」です。やっぱり気温が下がって涼しくなってくると日本酒が恋しくなってきますね。冷蔵庫で冷やして飲むという習慣がなかった時代は、夏を越して味のりした酒を外気温と同じ「ひや」（常温）で楽しんだり、ぬるめに温めたりして味わっていたと聞いております。

この「ひやおろし」、本来は出荷時に行う工程の「火入れ」をせずに流通させたとして、「ひや卸」と呼ぶようになったとか。

とにかくこの時期でしか味わあない半熟のいいところです。少し火の入った「目玉焼き」黄身の部分がとても美味しいですよね。

日本人でよかったな～って感じで、季節酒を堪能してみてください。

1800ml　２８６０円　　720ml　１４３０円

「冷酒」でボリューム感を味わう、「ひや」で素直に楽しむ、「ぬる燗」でやさしく燗上がりを堪能する

どうぞ、ごゆっくり。